■ホルモン補充療法(HRT)による治療前の事前知識

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治療の種類と特徴

HRTの種類

ホルモン補充療法に使われる製剤には大きく分けてエストロゲン製材と黄体ホルモン製剤(有子宮者へのエストロゲン剤に併用されるもの)があります。
さらにホルモン補充療法に使われるエストロゲン製材にはエストロゲン単剤とエストロゲン・黄体ホルモン配合剤の2種類があります。
エストロゲン単剤では飲み薬ではプレマリン、ジュリナ、エストリール等、貼り薬ではエストラーナーテープ、塗り薬ならディビゲルルやエストロジェルがあります。さらに膣内投与剤のホーリン膣錠などもあります。
エストロゲン・黄体ホルモン配合剤では飲み薬ではウェールナラ、貼り薬ではメノエイドコンビパッチがあり、
エストロゲン・黄体ホルモン配合剤にはヒスロン・プロペラ・プロゲストン・デュファストン等があります。さらに子宮内挿入型としてミレーナというものがあります。
これらの製剤はホルモン補充療法を受ける事が決定した場合、患者の状況によって使い分けます。
例えば手術により子宮を摘出している場合はエストロゲンのみ連続使用で錠剤または貼付剤を連続で使用、または1ヶ月のうち3週間使用して1週間休むなどの周期的に使用します、また
また、短期間(2〜3ヶ月)だけHRTを行う場合はエストリオールのみ連続使用します。これはエストロゲンの中で最も作用が弱い薬で症状が軽いときや閉経前後で骨粗しょう症や膣の萎縮症改善のために使用する薬です。
次に閉経して5年以上経過で月経の様な出血を望まない場合はエストロゲンと黄体ホルモンを連続使用します。
最後に閉経して5年以内か月経様の出血があってもよい場合はエストロゲンの連続使用と黄体ホルモンの周期的に使用します。黄体ホルモンは1か月のうち12〜14日連続し残りの期間は休薬します。