■ホルモン補充療法(HRT)による治療前の事前知識

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副作用とリスク

副作用とリスク

ホルモン補充療法の副作用には次のようなものがあります。不正出血、乳房のハリや痛み、おりもの、下腹部のハリ、吐き気等々は確かにありますが、これらの症状は薬の頻度や量を調整することで改善することが可能なのです。
最も多い副作用は女性器からの不正出血ですが、これは女性ホルモンのエストロゲンによって増殖した子宮内膜に対して定期的にプロゲステロンを服用することでホルモンを調節して出血を起こさせる「消退出血」というものです。そのため、大きな問題にはなりません
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リスク

過去、海外の研究結果から乳がんの危険性が高いなどと一部のメディアで報道されたことからホルモン補充療法には乳がんや子宮癌の危険があるなどというある意味根拠のなく騒がれたことがあります。
しかしその後の研究によって、乳がんや子宮癌になりやすい原因は、ホルモン補充療法よりも、過去に乳腺の病気にかかったことがある女性、乳がんになった家族がいる女性、最初の出産が35歳以上乗せ女性、出産経験がないの女性の法うが、乳がんや子宮癌発症の危険性が高いことも分かってきました。過去にエストロゲン単独使用によるホルモン補充療法で、子宮体がんの発症率が上昇したことがありましたが、現在のホルモン補充療法は黄体ホルモンを併用する為、子宮体がんの発症率は上昇しません。
とはいっても、女性ホルモンのエストロゲンは、乳がんや子宮がんと深い関わりがあるため、乳がんや子宮がんになった人はホルモン補充療法を受けることができません。